家計を管理するのに「家計簿」は必要?

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は「家計簿」について書こうと思います。

みなさんは、「家計簿」をつけておられるでしょうか。

また最近は「家計簿アプリ」なるものも存在し、特に若い方などはこちらを利用する方も多いと聞きます。

私はと言いますと、実は50年間生きてきて、恥ずかしながら「家計簿」なるものは一度も付けたことがありません!

このことは、FMおたる「FP辰田のサン・サン・トーク!」(2月1日放送)でも話しています。よろしければぜひ、お聞きください!

「FP辰田のサン・サン・トーク」2023年2月1日放送 – FMおたる (fmotaru.jp)

ということは、家計を管理するのに「家計簿」は必要ない?、ということなのでしょうか。

このことをもう少し詳しく書いていこうと思います。

1 「家計簿」は家計管理に必要なの?

先ほども書いたように、私は「家計簿」をつけたことが一度もありません。

日記もそうなのですが、日々何かを書き留めておくことが基本的に苦手な性格なのですね。

根が凝り性なもので、家計簿や日記をつけようとすると、色々あれやこれやと完璧を目指してしまい、時間だけがかかってしまう。結局面倒になってしまい、やめてしまうのですね。

読者の皆さまの中にも、私のような方が、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。

もちろん、「家計簿」をつけること自体を否定しているわけではありませんし、むしろ素晴らしいことだと思っています。

ただ注意したいのは、「家計簿」をつけることが手段ではなく目的になっていないか?、ということです。

「家計簿」はあくまでも、家計を管理し、ひいては家計の見直しに役立てるための「道具」です。

ですので、「家計簿をつける」ことに労力を割いて満足するのではなく、あくまでも「(家計簿を使って)家計を見直す」ことに労力を割かねばなりません

家計簿をつける際は、このことを今一度ご意識いただくとよいかなと思います。

とはいえ、家計管理をするうえで、「何もしていない」のはもっと良くない!と考えています。

では辰田はどうしているのか?、というツッコミが入りそうですよね。次の項で書きたいと思います。

2 辰田がやっていることとは?

先ほど書きましたとおり、私は今まで「家計簿」をつけたことがありません。

ただし、毎月の「支出額」と「残高」は、常に把握するようにしています。

具体的には、表計算ソフトの「エクセル」で表を作って、毎月月末に、銀行口座や証券口座の残高や電子マネーなどの残高を打ち込み、前月末と比較するようにしています。

これですとそれほど手間がかかりませんし、先に述べた「支出額」や「残高」を把握することができます。

そして先ほど「毎月月末」と書きましたが、手間がかからないので、今は毎週するようになりました。

そして「支出額」や「残高」に変化が生じた際に、その「原因」や今後の「対策」を考えて、今後に生かすようにしています。

このやり方がFP的に「正しい」のか?といわれると分かりません。ただ、もう10年位は続いているので、少なくとも私の性格には合っているように思っています。

3 おわりに

これはあくまでも、「ものぐさ」な私、辰田が考えた「一つの方法」です。

「家計簿」をつけたり、アプリを利用するなど、家計管理のやり方は人それぞれかと思います。

ただ私は、「家計管理」で大事なことは以下の2点ではないかと思っています。

辰田が考える「家計管理」をする際に大切なこと

1.「支出額」と「資産残高」を常に把握できるようにしておくこと

2.「家計を管理すること」で満足せず、常に「家計の改善」に役立てられるようにすること

いかがでしたしょうか。

本コラムの内容が、皆さまの「家計管理」のお役に立ちますと幸いです。

次回はまた、別のテーマで書こうと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。