今月から受付開始!NISAの金融機関変更で知っておきたいこと

ご覧いただき、ありがとうございます。

ありがたいことに最近は相談や講師のお仕事が続きまして、約2週間ぶりのコラムとなってしまいました。本当に申し訳ございません。

さて、今月の1日から、2027年分のNISA口座について、金融機関の変更手続きの受付が始まりました。

このことは、先月開催した「まちゼミおたる」でも、NISAの金融機関変更について多くのご質問をいただき、皆さまの関心の高さを感じました。

そこで今回は、NISAの金融機関を変更する方法や、そのメリット・デメリット、注意点などについて、わかりやすくご紹介したいと思います。

NISAは、投資で得た利益に税金がかからない制度ですが、利用できる金融機関は1年につき1つと決められています。ただし、所定の手続きを行えば、年単位で金融機関を変更することができます。

例えば、現在は銀行でNISAを利用している方が、来年から証券会社に変更することも可能です。

金融機関を変更するメリットとしては、購入できる金融商品の選択肢が広がることや、商品によっては運用にかかる費用を抑えられることなどが挙げられます。さらに、取引のしやすさや、困ったときの相談のしやすさなど、ご自身に合ったサービスを選べることもメリットです。

変更の手続きは、まず現在利用している金融機関に申し出て、「勘定廃止通知書」という書類を受け取ります。その後、新しく利用したい金融機関に、この書類などを提出します。

具体的な手続きは金融機関によって異なります。また、金融機関や申し込みの時期によっては、手続きの完了までに1か月以上かかる場合もありますので、変更を希望される方は、余裕を持って早めに手続きを進めることをおすすめします。

一方、注意したい点もあります。

まず、現在のNISA口座で保有している投資信託や株式などは、新しい金融機関のNISA口座に移すことができません。これまでの商品は元の金融機関で保有し続けることになり、変更後は複数の金融機関で資産を管理する形となります。

また、その年にNISAで一度でも商品を購入している場合、同じ年の金融機関変更はできません。今回、10月から受け付けているのは、あくまで2027年分の変更手続きです。

最後に、金融機関を変更しても、NISAの年間投資枠や非課税保有限度額が増えるわけではありません。

繰り返しになりますが、金融機関によって取扱商品やサービスには違いがあります。金融機関を変更を検討される際は、手数料や商品の品ぞろえだけでなく、使いやすさやサポート体制なども比較し、ご自身に合った金融機関を選ぶことが大切と考えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回のコラムをお楽しみに!